赤平駅(根室本線)
◆なんだこりゃ!?凄い駅舎の赤平駅
哀愁漂う東滝川駅を後に、次の赤平駅に向かった。いい感じのレトロチックな駅だった東滝川駅に満足しながら次の赤平駅に期待がかかる。寂れた雰囲気の根室本線滝川〜富良野だが、到着した赤平駅は「なんだこりゃ!?」と思わず言葉が出てしまうほど、凄い建物だった。おそらくJR単独ではこういった建物は絶対に造らないだろう。地元の自治体との共同の建物なのだろうが、バブルが弾けた現在においてこういった箱物ばかり造り、税金を蝕む行政に不信を感じざるを得ない。
まっ、取りあえず中に入ってみたが、豪華ホテルのロビーのような造りだ。玄関には「交流センター みらい」とかかれた看板と「JR赤平駅」と書かれた看板が掲げられている。駅名の方が下にある。ということはJRは間借りしているかのようだ。外観もレンガ調で凄いのだが、屋内もまた、贅を尽くしたかのような感じである。なのに誰一人として人の姿が見受けられない。うーん、不思議だ。どうしてこんな派手な建物を造るのだろうか。赤平市は夕張市と違って金持ちなんだろうか。この建物を見る限り、税金の垂れ流しとしか思えないのであった。当然、ここがバブル駅ランク1位に認定できよう。
ホームに出てみると、バブルが一転し、長閑な緑が広がる原野が広がっている。後ろを振り向けばバブル、前は原野。不思議な取り合わせのような気がしてならないのだった。
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