厚内駅(根室本線)
◆DD51と出会った厚内駅
上厚内を出て、厚内駅を目指す。もう外はかなり薄暗くなってきている。愛冠駅で詰めた水も飲んでしまってもうなくなった。愛冠駅まで、水を汲みに行くことはもう出来ないが、あのうまい水は、強烈に思い出に残った。上厚内から少し行くとトンネルがあった。そのトンネルをを出ると、すぐ道道のほうに右折する。国道を直進すると、厚内駅を過ぎてしまうからだ。根室本線が見え隠れしながら、道道と併走して厚内駅方面に延びている、この辺りも勾配がきつい区間のようで、坂道が延々と続く。やがて道道は厚内駅まで来た。外は薄暗いがもう少し、映せそうだったのでこの駅取材してから、晩飯にすることにした。釧路方面から列車が来た。DD51が牽引する貨物列車のようだ。本州ではもうほとんど見かけられなくなったDD51がやってきたので、少々興奮してしまった。しかも現役で貨物を引っ張っている姿が見れるなんて、なんてラッキーなんだろう。北海道の機関車は、DF200が多くなったが、まだ、DD51が使われているなんて予期してなかった。しばらくすると、釧路行きの普通列車が入線してきて、列車交換のようだ。名残惜しいが、DD51は、ディーゼルの轟音とともに帯広方面に走り去り、駅には再び沈黙が訪れた。外もすっかりと暗くなりお腹が減って我慢が出来ず、厚内駅の待合室で浦幌で買ったコンビニ夕食を平らげた。もう時刻は午後7時30分過ぎだったが、まだ寝るのには、ちと早すぎる。暗いけど、今日は白糠駅まで行ってみるか、DD51の余韻を残し、厚内駅を後にした。
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