浜中駅(根室本線)
◆テレビで見ていた浜中駅
茶内駅から次の浜中駅に向かう。地図で確認すると、一旦国道に出て、浜中駅を目指し方が早いようだ。荒涼とした大地の中を国道44号線は、根室方面に延々と続く。やがて、「浜中駅⇒」の看板があったので、右折した。国道から駅まではかなり離れていて、原野の中を突き進むが集落らしきところは無い感じだった。道をも違えたのか、正面に踏切がある。踏切の手前で左右を見てみても駅らしき設備は見当たらない。だいぶ駅の手前を右折したんだ。でも国道の看板には、「浜中駅⇒」と確かにあった。変だなぁと思いながら、100mほど戻ると、東に行く道路があった。ここだな思い東に走ると、集落が見えてきた。浜中駅もすぐにわかった。昔は砂丘の中にあった集落なので、浜中という地名になったらしい。なんとかわいらしい駅舎のようだ。おそらく、最近になって建て替えられたんだろう。この駅は国鉄OBの方が委託管理する駅らしいが、列車は当分来ない時間帯なので不在のようだ。浜中駅で思い出したが、2006年にNHKの番組で「鉄道乗りつくしの旅」で旅人の関口さんが根室行きの列車を待っていた駅だ。初めてきた駅だが、なんだか懐かしいような気がしたのは、テレビを見ていたからだろう。1面1線の棒線駅の隅に立ち、関口さんが乗り込んだ辺りで感慨にふけるのもいいもんだった。
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