平野川信号場(根室本線)
◆偶然に発見した平野川信号場
十勝清水駅を出て、次の羽帯駅に向かった。ご存知の方もいらっしゃると思うが、羽帯駅は秘境駅としても知られている駅なので、所在がわかりにくいところにある。
国道38号線沿いに羽帯の看板があったので、根室本線が通る西側に右折すると、100mほどのところに踏切があった。この踏切を調べると、羽帯第2踏切と書かれていたので、駅はすぐ近くだと思った。そして線路を見てみると、ポイントがあって、線路が二股に分岐していた。間違いない、ここは、羽帯駅だと思い、細いダートの道を進んだ。300mほど進んだろうか、なんだか建物が見えてきた。しかし、なんだか様子が変だ。ホームがないのだ。そうか、ここは信号場なんだとようやく気づいたのであった。
CTC化で、信号場は無人化されており、昔のように職員が勤務することはなく、すっかりと寂れてしまっているようだ。建物には施錠され、中には入れないようなのだが、窓越しに中を見ることが出来るが、まるでお化け屋敷のような佇まいだった。やはり、人の出入りが無くなると、建物も痛んでしまうようだ。
ホームの無い信号場は危険なので、線路際には近寄らない方がいい。特急のスーパーおおぞらは130kmの高速で通過するから、とても危険なのだ。
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