古瀬駅(根室本線)
◆深い霧に包まれた古瀬駅
今日は、早朝から凄い霧が立ち込めかなり視界が悪い。白糠駅を後に、昨日通り越した古瀬駅へ向かうことにした。国道38号線を後戻りし、「馬主来(ばしくる)⇒」の看板のところを右折した。しばらく原野の中の道路を走ると、跨線橋の上に出た。昨年、この駅に来たので容易に見つけることが出来た。跨線橋の上から東側を見ると古瀬駅が見える。100mはど進むと右側に進む林道が見えたので右折し古瀬駅の前まで来た。昨年この駅に来たときに、JRのOBの方が山菜取りに来ておられ、古瀬駅のことについていろいろと聞いていた。古瀬という名前はこの辺りの地名ではないらしい。信号所時代の所長の名前を取って、古瀬と命名された人名駅なのです。人名を駅名にするところは少ないですが、秘境駅では、伯備線の方谷駅が人名駅として知られています。それとこの辺りは、野生動物も多く、熊の目撃もあるようなので充分な注意も必要でしょう。霧の影響でホームに出ても対面ホームが霞んで見えないようだ。元信号所の雰囲気が漂う古瀬駅、CTC化以前はかなり職員も居たらしい。その職員や家族のために信号所時代は旅客扱いがあったそうだ。しかし、現在は無人化により職員も居なくなり、駅周辺は民家がない秘境地帯と化し、北海道の原野だけが辺りを支配している。
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