幾寅駅(根室本線)

◆映画のセットがある幾寅駅

外はもう真っ暗で辺りは、漆黒の闇包まれ、とても不気味だ。物音ひとつしない東鹿越駅を後に、次の幾寅駅に向かう。かなやま湖沿いに幾寅方面へ向かう道は、昨年も通行止めだったが、今年もまだ通行止めのようで大きなバリケードで、道が塞がれていた。おそらく通行止めの区間は、整備がまだされていないのだろう。秘境地帯ゆえ、通る車も少ないのでそのまま放置されているのかもしれない。

仕方がないので、元来た道を逆戻りし、鹿越大橋渡り幾寅駅に向かった。程なくして幾寅駅に着いたが、とても広い駅前で、何やら古めかしい建物が数件ある。駅舎も古く、幾寅駅なのに、幌舞駅と看板があった。そう、この駅は。映画「ぽっぽや」の舞台となった駅なのだ。高倉健と大竹しのぶ、広末涼子が出ていた超有名な作品だった。その名残が今でも残っている。幸福駅にもあったキハ20、昭和初期の古い民家など、映画のセットなのだろう。駅舎内も留萌本線にあった恵比島駅のような映画のセットで昭和初期の様子が見事に再現されていた。しかし、残念なことに、もう時刻は21時少し前で、真っ暗なことだった。

筆者は古い物好きだが、映画のセットは、本物の古いものではない。所詮は作り物なのだ。本物の古さを求めて北海道の駅探訪の旅はまだまだ続くのであった。

 

スポンサードリンク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

    

 

   

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイトマップ

根室本線へ戻る

トップページへ戻る  日高本線  釧網本線  石北本線  宗谷本線  留萌本線  

富良野線&石勝線&夕張線  札沼線  千歳線  函館本線  室蘭本線  江差線&海峡線

 

 

 

 

 

 

Copyright (C) 2007 北海道の駅へ遊びに行こう! All rights reserved.