稲士別駅(根室本線)
◆オンボロ待合室 稲士別駅
タクシーの運転手さんに聞いた道順を素直に行くと、5分ほどで稲士別駅に着いた。この駅は昨年の北海道秘境駅めぐりの時も立ち寄ったので、1年ぶりの訪問になる。とても懐かしかった。外観はそうでもないが中に入るととてもオンボロだ。昨年と全然変わっていないが、しいて言えば昨年は待合室の中にぺんぺん草が生えていたが今年は、無いだけのようだった。円筒形のトイレもそのままだ。床に落ちていた時刻表も同じ位置に落ちている。駅ノートもそのままだが、書き込みは1年分貯まっていた。床に落ちている時刻表を壁に掛けるところは無いだろうか探すが、無いみたいなので長椅子の上に置くことにした。床に落ちたままでは、寂しい限りだ。待合室内でゆっくりと過ごしていると、けたたましい轟音を残して、スーパーおおぞらが釧路方面に駆け抜けて行った。ホームにいれば、撮影できたがあまりにも早く通り過ぎたのでビデオ撮影は間に合わなかった。うーん、残念と思いながらもこの先釧路までは、まだ撮影チャンスはありそうだと気を取り直した。ホームにも1年ぶりに上がってみた。昨年は霧が酷く辺りは見えにくかったが今年は快晴で辺りもよく見渡せる。民家がそこそこあって、秘境駅と呼ぶには少し抵抗がある。朝一に行った絵笛駅の方が数段秘境駅としての価値があるように思えた。懐かしいトイレで用を足し、次の幕別駅に車を走らせることにした。
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