布部駅(根室本線)
◆夕焼け迫る布部駅
富良野駅を出てから3日ぶりに近くにあったスーパー銭湯に入ってきて余裕ができた。さっぱりと旅の垢を落とし、新たな気持ちでまた駅訪問の旅に出るのであった。2時間ほど時間をロスしてしまって辺りはもう夕暮れが近づいて来ていた。富良野駅からは、根室本線を南下し、帯広までの未訪問駅探訪の旅を続けていくことにした。富良野の町を出ると途端に辺りはローカル色の濃いところになってきた。田園が広がる空白地帯のようなところを抜けるとやがて、布部駅に着いた。富良野駅から布部駅まではかなり遠かったように思う。長閑な田園地帯の中にある布部駅に着くと辺りは夕焼けでとてもきれいであった。沈み行く夕日が、旅の情景を更に美しく演出してくれるのであった。
さて布部駅だが、白い外壁に青い屋根の木造の駅舎がある。そんなには古くはないが、なんとなく親しみの持てる駅舎のようだ。ホームは、島式1面3線となっていて構内はかなり広い。
誰もいない駅構内に筆者だけが大きな顔をして占領しているのだ。そういう、独占欲を満たしてくれるのもローカル駅訪問の魅力のひとつといえるのであろう。
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