帯広駅(根室本線)
◆凄いビルの帯広駅
柏林台駅を出て、十勝地方の中心地である帯広市の中心にある帯広駅に向かった。市内は開拓時代に付けられた、番号のような地名で、「西36、南12」とか書かれた看板が交差点ごとにあって、非常にわかりづらかった。市内は碁盤の目のような道路が交差し、でっかい碁盤の上を走っているような感じがしたのであった。根室本線は、この碁盤のような市内を斜めに通り、帯広駅に辿り着くのに、あちこち道を間違えてしまったがようやく、帯広駅前までやってきた。そして巨大な駅ビルが出迎えてくれた。単線非電化の駅なのに凄いビルだ。もう駅舎とは呼べない、ビルなのだ。何とか30分無料の駐車場に車を止め、駅のエントランスまできて、上を眺めるとそこには帯広駅と書かれた駅看板が市内を見渡すかのように掲げられていた。駅ビル内に入ると巨大なビルの割には、人の姿がほとんど無かった。時折、人が通るくらいで、発着の列車の無い時間帯なのかもしれないが、あまりにも人通りが少ないのには驚いてしまった。入場券を買ってホームに出たが、ここにもまた人が誰も居ないようだ。2面4線の高架駅でホームもかなりでかいが、列車を待つ人も居ないようだ。単線非電化路線ゆえ、都会の駅のように分刻みで列車は来ないので、当然なのかもしれない。
帯広駅からはかつて、士幌線と広尾線が発着していたが、いづれも赤字路線で廃線となっている。駅ビルもテナントの空きが多く、凄いビルの割には、とても寂しい駅のように感じた。
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