十勝清水駅(根室本線)
◆まだ眠っている十勝清水駅
早朝の新得駅はまだ誰も居なかった。次に向かった十勝清水駅も午前6時前なので、おそらく誰も居ないだろうと予想していたが、見事に的中した。なんの自慢にもならないが、予想が当たるとなんとなく気分がいいもんだ。広い駅前には、筆者だけが居て、ほかに人の姿は無い。始発列車の時刻にはまだかなり時間があるので当然なのかもしれない。この誰も居ない早朝だからこそ、駅を占有できる楽しみもまたあるのだ。
さて十勝清水駅は、そこそこの大きな街の駅で駅舎も立派なものがある。駅前も広く北海道らしい駅だ。駅舎側のホームと線路が撤去されたような跡が在る。島式ホームだけが残され、1面2線に縮小されたようだ。特急停車駅だが、すべての特急は止まらない変則的なダイヤの駅のようだ。まっ、普通列車さえ通過する駅のことを思えば、そんなの関係ねぇのだろう。
跨線橋を渡って島式ホームに出てみた。広い構内が見渡せるが、やはり貨物廃止による跡地なのだろう。貨物扱いが廃止された駅は、構内が歯抜け状態でとても寂しい。
スポンサードリンク
Copyright (C) 2007 北海道の駅へ遊びに行こう! All rights reserved.