十弗駅(根室本線)
◆古い駅舎が残る十弗駅
薫別駅から、池田駅まで戻るのに、1時間以上かかりそうだ。時刻はまだ、PM3時少し前、、まだ日が沈むまで相当時間がある。今日はどこまで行けるかと考えながら、地図を見る。池田駅の次は十弗駅か、かなり遠そうだが行かないわけにはいかない。名残惜しい薫別駅を後に一路池田方面に車を走らせた。足寄を過ぎた辺りで、強烈な睡魔が襲ってきた。このままじゃ居眠りして危険だと思い、とっさに車を路肩に止めた。今日は朝4時起きで旅をしている。眠気が襲ってきても仕方ない、事故を起こさないためにも少し眠ろうと思い荷物室のシェラフに潜り込んだ。しかし、いざ寝ようとすると、なかなか寝付けない。体って変だなぁ、結局10分ほど目を閉じただけで、眠気が覚めてしまった。いつもと違う生活リズムなので、体が馴染んでないのだろうと思い、また車を池田方面に走らせた。池田の駅前を通って道道を十弗方面に走らせた。池田〜十弗間は、駅間が離れており、途中に昭栄信号所があるが、道道からは見つけることはできなかった。信号所は地図にも載っていないので場所が特定しにくいので、見つかれば取材しようと思っていたが、結局この昭栄信号所は、わからなかった。そのうち、「十弗駅⇒」の案内板が目に付いたので、そっちの方に車を進めると、突き当たりに十弗駅があった。この駅もなかなか味わいのある古い駅舎のようだが、先ほどの川上駅の古さには及んでいないのが残念だった。ホームに出てみると、元は島式2面だったホームが、駅舎側の線路が撤去され、単線棒線駅に変更されているようだ。そのうち警報機がなり始めたので、ホームで待っているとDF200に牽引された貨物列車が通過した。北海道でしか見ることのできない電気式のディーゼル機関車なのだ。札幌〜釧路間は、物流の往来が多くたくさんの貨物列車が通過する貨物銀座で、運行本数もかなり多い。ひょっとすると普通列車より運行本数が多いかもしれない。旅客ダイヤに記載されていない貨物列車が頻繁に通るので、注意しよう。
スポンサードリンク
Copyright (C) 2007 北海道の駅へ遊びに行こう! All rights reserved.