広大な畑が広がる利別駅

◆広大な畑が広がる利別駅

次に向かったのは、利別駅だった。幕別を通る国道３８号線を左に折れ、国道２４２号線を池田方面に行くと利別駅へ通じる道道がある、ここを左折すると、突き当たりに利別駅があった。駅舎は平屋建ての大きな建物だが、中に人の姿は誰もない。駅員も配置されていない駅で、客待ちのタクシーも無い駅のようだ。駅舎自体も歴史を感じるような古い建物ではなく、今ひとつ好感度が沸いてこない駅のようだ。ホームは、島式１面２線のようで、ホームに上がるには線路を横切る必要がある。この路線は、１３０ｋｍの高速でスーパーおおぞらが駆け抜ける路線なので、ちょっと線路を横断するのが怖い感じがしたが、横断しないとホームには上れないのが、欠点のようだ。ホームに上がってみると、向かい側は広大な畑が広がり壮観な景色でちょっと意外だった。もう少し民家があるかなぁと思ったが、一面に広がる広大な畑作地帯に北海道の素顔を見たような気がした。しばらくして、JRの保線員らしき人たちが、数台の車でやってきて、駅は急に賑やかになった。やっぱ、駅には人が居ないと寂しいもんだと実感したのだった。