浦幌駅(根室本線)
◆人が居ない浦幌駅
もうだいぶ日が落ちてきた。時刻は17時を少し過ぎている。メチャクチャ腹が減ってきたが、愛冠駅で戴いた自然水を一気に飲み干すと、なんだか疲れもとれ、お腹も満たされた感じだ。新吉野駅を出て、浦幌駅に向かうが、なんだか道を間違ったようだ。新吉野駅を出てすぐに、国道38号線は、左折しなければいけなかったが、案内板を見落とし、直進してしまった。かなり進んでしまったが戻らないと浦幌駅には行くことができないようだ。そういえば昨年北海道に来た時も、ここで道を間違えてしまいこのまま厚内駅まで行ってしまい戻ったことを思い出した。同じ失敗を2年連続でやらかしてしまい、情けなかったが、あそこの交差点はうっかりと案内板を見落とす何かがあるのだろう。少し時間をロスしたが何とか浦幌駅に着いた。日が暮れかかってきたが、まだ外は明るい。しかし何故なんだろう、駅周辺にはほとんど誰もいないゴーストタウン状態とでもいうべきなのだろうか。駅前は整備されて広くて気持ちいのに、これはちょっと寂しすぎる情景ではないか。駅舎に入ってみたがここも見事に誰もいない。きっぷ売り場はシャッターが下り、蛍光灯の灯りだけが煌々と待合室を照らしているだけだ。なんだか凄く寂しい気分になってきた。ホームに出ても人影はない。2線2面の大きなホームがある駅だが、どこにも人の姿が見えない寂しい駅だった。
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